“一生友だち”をテーマに東北復興を支え続けるボランティアチーム

太陽プロジェクト

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太陽プロジェクトについて

コンセプト「一生友だち」
第1回太陽祭(2011年7月)

 太陽プロジェクトは京都・東京に主な拠点を置きながら、短期的な課題を解決するだけでなく、被災地の人々が長く安心して暮らせるような取り組みを行っています。 主な事業として石巻市渡波地区の仮設住宅で毎年夏に太陽祭(たいようまつり)を現地住民と協働して開催する地域の交流促進事業を行っています。

<主な取り組み>
・現地住民が主体となる出店(石巻焼きそば等)
・孤立者をなくし、仮設住宅間の交流を促進する活動(個別訪問。居住者の仮設団地または近隣仮設団地の集会所での企画への参加促進)
・仮設団地居住者と仮設団地外の近隣住民との交流促進
・仮設団地居住者と、退去者との交流促進

その他、太陽祭以外でも定期的に現地を訪問し、交流イベント、児童の心のケアの活動を行っています。

設立趣旨

 2011年3月11日。私たちはそれぞれ、人命救助の為に東北に向けて車を走らせ、物資の支援や街頭募金、ネット上での情報提供を行い始めました。
 しかし、あまりの被害の大きさ、日々変わる状況に、「本当に自分たちのできる支援はこれでいいのか」と、焦りが強くなるばかり。
 震災直後はボランティアは物資支援・瓦礫除去が最優先とされましたが、 実際に避難所に行くと、東北の人達は我慢強く耐えながらも、生活ストレスを溜めていて、本当は「心のケア」こそ急務なのではないかと感じました。
 そして、「震災孤児が200人を突破-。」そんなニュースが飛び込んできました。「こんな時、親がいなければどれだけ不安だろう」  「自分たちは親がわりにはなれないけど、友達にだったらなれるんじゃないかー。」そんな想いで「一生友だち」をテーマにした大要プロジェクトを結成しました。  被災地の外では、賑わいをつくるイベントボランティアは不謹慎とさえみなされる雰囲気もありましたが、私たちは心のケアを最優先し、 避難所で祭りを開催することに決め、石巻市最大の避難所である河北総合センターで太陽祭を開催しました。

 避難所が解散された2年目以降は現地ボランティア団体の要請も受け、主に現地ボランティアがケアしづらい過疎地の小規模団地である 渡波北部5団地で、高齢者の地域交流促進・児童の心のケアを行う事業としてを太陽祭を開催しています。

様々なメンバー

 太陽プロジェクトのメンバー(ボランティアスタッフ)は、保育士、教師、介護福祉士など専門的なメンバーが過半数を占めていますが、 会社員、公務員、自営業、主婦などが幅広く参加しています。
 国籍も日本だけでなく、マレーシア、中国、韓国のメンバーがこれまでに参加しており、参加地域も東北から九州まで様々です。
 驚くべきことに、震災から4年経った今でも毎年新メンバーが加入し、メインイベントである太陽祭には毎年50~60人ものスタッフが参加しています。

過去の開催

これまでの活動を紹介します

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